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御蔵島日記 3日目

3日目(8/12)

「べりさん、着きましたよ。」

言葉がかかる少し前にぼんやりとしていた意識がハッキリとする。
もう着いたの?早くない?

・・・確かに早く、朝の6時頃だ。忘れ物を気にしつつ下船の準備
をして外に出る。

既にみなさま下船中。だけど八丈島に行かれる方もいらっしゃる
ので眠ってらっしゃる方もいらっしゃるから静にしずかに・・・。

船から出ると、絶壁のような島が目の前にそびえ、雲は鉛色の
ように重かった。

雨・・・降るのかなぁ。島と逆の方向をみると、晴れた空がみえる。
大丈夫だよね。いよいよイルカに逢えるんだね・・・。
イルカイルカと心は走りまくっている。
各民宿の送迎の人たちが出迎えてくれている。

本日から2泊お世話になる「御蔵荘」さんは、車に全員乗り切ら
ないので私たちに待っててくれるようにお願いし、数往復された。
待ってる間に感じたのは、ジェットコースターでも滑りそうな急な
坂だ。・・・

歩けないよ・・・。このときはそう確信した。

車のありがたさをしみじみと感じ、絶対チャリなんて使えない場
所だと痛感する。

車で宿までは5分もかからない程。宿に着いたのが朝の7時頃
だったと思う。とりあえず、チェックインは出来ても部屋には入れ
ないのでロビーに荷物を置いて雑魚寝する。宿の窓は全てオー
シャンビューで、御蔵島からの景色はまさに絶景。
正面に三宅島がハッキリと見える。望遠鏡があるので、レンズの
中を覗いて三宅島を観察する。
頂上は雲が帽子のようにすっぽり被っている。
御蔵島に来て感じるのは、地球の丸さ。
水平線は直線ではなくカーブを描いている。
このような景色は長崎でも見れたけど、他の地で見たのは北海道
の地平線とこの御蔵島からの景色だ。

お腹が空いた組は、カップ麺をフロントで購入し、早速食べている。
約1名は2つも食べていらっさる。カップ麺を食べる気にはなれず、
はじめはウロウロ所在なげにしていたが、最上階の部屋の1つで
仮眠できますよ。と管理人の方が言われたので「寝るぞ」 と思っ
て管理人さんについていく。
出来て何年も経っていない宿はとても綺麗で、通された和室もと
ても綺麗だった。早速一番乗りに横になり寝てみる。
しかし後から入ってきた女性客のおしゃべりがうるさくて、真剣に
眠れない。イライラして結局出ていく。
ロビーに戻り、島流しを逃れることが出来るか否かの瀬戸際の
ノウサンチョ組の後ろをウロチョロしてみる。

だけど、全滅。御蔵荘の管理人さんはあまりにも公務員的なの
で、話にならない。結局2人は、午後3時過ぎのヘリコプターで、
八丈島へ流されることになった。
む・無念~(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)

ウロウロした後、やはりロビーで雑魚寝する事にする。
そのまえに、サンチョちが食べているカップ麺を結局ひと口ほど
食べさせてもらう。
「ひと口」という食事はいつも美味なのである。
満足してゴロンと横になる。みんな荷物と混ざり合って寝ている
ので、みんな一色に見える。しばらくは顔にタオルハンカチかぶ
せて寝ていたけど、ふと起きあがり、ロビーをウロウロしていると、
フロントのカウンターに「御蔵島手製月餅」「クッキー」が籠に入っ
ておいてあった。なんとなく食べたくなり、月餅の方を購入する。
クッキーはイルカの形だった。
買った後、早速食べてみるが、なんだかボソボソした味だ(^_^;) 
起きていた蜘蛛ちゃんに月餅を半分に割ってあげる。
彼女はかなりお気に召した様子♪
結局残りの月餅も彼女に渡し、その後蜘蛛ちゃんは自分でも
月餅を買っていた(笑)

暇を持て余し始めた私と蜘蛛ちゃんは、ちょこっと探検しよう・・・
という事で外に出る。

しかし外は恐ろしく暑い(>_<)だけど、本島や九州のような湿気
がないので暑いけど、汗をすぐにかく程ではない。
しかも、木陰に入れば天然クーラーのような涼しさで気持ちよい。
ダラダラのったりと歩き、坂の多さに呆れながらも、ヘリコプター
の乗降場所をみたり、島の大きさから考えてもちょっと不思議な
くらいしっかりした大きい学校とかを見、カーブにつきささったとこ
ろでは、慰霊碑をみつける。蜘蛛ちゃんがデジカメでパチリ。
この後、この慰霊碑の話が出ることになるとは、気にもとめず・・・
暑さで体力がかなり消耗しはじめたので、宿に引き返すことにす
る。途中、他にも散策しているグループをみかける。
確かに何もすることないもんねぇ。

宿に戻り、雑魚寝も疲れが出始めた頃、ようやく部屋が空いた。
部屋割りは、女性が洋室、男性が和室となり、部屋に入ると、
なんてきれいな部屋なのでしょう。
ベッド2つと簡易ベッド1つで部屋自体は狭くなったけど、窓から
の景色が絶景です。そう、ロバス観光局日本支部の現在のトッ
プのあの景色がそのまま堪能できるのです。といっても、御蔵島
はどこからでもあの素晴らしい景色が堪能できるのですが。
ベッドにごろんとなって熟睡したい気分になったけど、この後、
昼食食べてから1回目のドルフィンスイムが待っているのでしっか
り眠ることはできない。なんとなくボ~っとしていたような気もする
けど、すぐに昼ご飯の時間になったので食堂へ行く。

食堂も片面すべてがオーシャンビューで素晴らしい。
ああ、素晴らしいってばっかり言ってるね(^_^;)
とにかく、眺めが綺麗なので感動。感動しながらカレーを食べる。
ちなみにこの旅館、お昼ご飯のメニューは、カレーか牛丼か冷や
しうどんしかありません(^_^;)

今回初めてドルフィンスイムをする私たちは、集合時間より先に
行って泳ぎの練習をしようということになり、食後にますむらさん
とみんくるさん、蜘蛛ちゃんと私の4人は歩いて波止場まで行き
ました。行くとき、ノウサンチョ組と別れの挨拶を・・・。
今度会うのは帰りの船の中で・・・(>_<)
別れを惜しみつつも、目の前の楽しみに頭がいっぱいになりつ
つも、今から歩く道はあの道なのです。そう、今朝歩きたくない
と願ったあの道を下るのです・・・。

下る分には楽かもとか軽いことを考えていたのは、超甘いので
す!キツイ・・・。

('_'?) 

なんだか忘れているような記憶が今蘇ってきました・・・。

確か、このまえに1回みんなで海を見に行くとか言って下まで
下ったような・・・(^_^;) オイオイ。
もう忘れてしまってるなんてねぇ。何故思い出したかというと、
サンチョちが仲間にいたからです、私の記憶の中に。
なので1往復した後、1下山してるのですね。
練習場所も限られているので船着き場のところで早速練習。
とても歩きにくい場所で、海に全部浸かるまでに何度も転ぶ。
そしてゴーグルをつけて水中を覗くとお魚がヒラヒラ泳いでる
(>_<)景色は綺麗じゃないけど、お魚にワクワクする。

そして「ちょっと」潜ってると思っていたら、すぐにJIMAさんから
召集の声がかかる。あ、もう車で降りてきてる!

岸にあがり、海中にひたすら熱心に潜っているますむらさんに
みんな一斉に視線を集中させて気付いてくれるのを待つ(笑)
そしてみんなが岸にあがり、船に乗るところまで移動すると、
小型の電機エンジンのついたボートのような船に乗り込むの
です。

真っ黒に陽に焼けた太ったおじちゃんが船頭さんでした。
ボートに乗り込んだのは、
ますむらさん、JIMAさん(但し、乗船のみ)、みんくるさん、
釣りに出掛けて成果があがり、なおかつ釣れた魚を開きにし
てから来たアイケンくんとゆっきん、蜘蛛ちゃんと私。
そして、知らないご夫婦一組でした。
8人を乗せた船は、荒くれている波の上をぐんぐん走ります。
おじちゃんは私たちが持ってきたフィンに痛くご不満で、
「こんなんじゃ、海の中泳ぎにくいよ!長すぎるよ!ブーツな
んて履いていたら泳ぎにくいよ!と、真剣不評でした。
ええ?そんなぁ。買ったばかりなのにぃ。
そして「イルカと泳いだことはあるかい?」の質問に全員ノー。
つか、無言。

びっくり呆れた風のおじちゃんは、
「船の先端についている棒は常に12時の方向を向いている
から、迷ったときはこの棒をみるんだよ!そ~ら、イルカが
12時の方向から向かってきているよ~、みんな準備して~
!」そう言いつつ、すぐに「ほら、すぐいるよ!入って早く入っ
て!」急かされてワタワタと初めてボートから飛び込む私たち。

そして海の中を覗くと前方からすぐに5~6頭のイルカたちが
直進してきてるではないですか!

あまりにも突然で、そしてびっくりで、そしてイルカが口を開い
てこちらに向かっているとき、警告音を出されていることも忘れ
(^_^;)喜びの応対をしてもらっているなぞと錯覚をおこし、喜び
勇んで私たちも突進しつつ、うまく海中に潜り込めず、イルカは
スルリと私たちを通り過ぎ、そしてまた近づき、あの本で見たよ
うに親子が立って海面まで登っていくシーンを見ることができ、
ただただ、呆然としてしまったのでした。
そして、以前天草でイルカウォッチングしたときのイルカへの恐
怖はまったくなく、人慣れしている御蔵のイルカをとても好きに
なりました。まったく恐怖なんてなくて、それどころでもなかった
の!

嬉しさがいっぱいいっぱいだったんだもの!!

まだ呆然と恍惚状態の中にいる私たちに「早く戻れ」と手を振る
おじちゃんとJIMAさん。

・・・そう。いつしかJIMAさんは、船頭補佐になっており、これか
らの私たちが船に戻るときに手を振って読んでくれるオニイサン
に変身したのでした(笑)

イルカに逢えた喜びでみんなハアハアしつつも興奮中。
おじちゃんは、
「あ~あ~、こいつらまだ(遊んで遊んで)って言ってるよ~。
どお~したことかなぁ。こんなこと珍しいよ。あいつらから遊んで
欲しくて寄ってくるなんてなぁ!ほら、まだ離れずに側にいるよ~」

みると、海面をゆったりとイルカの背鰭が数頭見え隠れしている
のでした。それならまた、飛び込ませてくれ~。と願っていると
ボートを発進させ、すこし離れたところですぐに停船。

ハッ。ここで潜るのか?と思いきや、おじちゃんはみんなに楽し
んで欲しい気持ちから初心者レッスンを少々施してくれました。
そして、簡単なレッスンが終わるとまた場所を移動して、イルカ
の進行方向の真ん前で私達をドボンドボン飛び込ませてくれる
のでした。初めてのドルフィンスイムは、あまりにも簡単にイルカ
と遭遇してしまったので、「こんなに楽に逢えるのか?」と思いま
した。そうでもない話を聞いていたのになぁ。
御蔵のイルカは本当に人慣れしているので、人の合間を平気で
通り抜けます。数年前までは人に寄りつきもしなかったらしいの
に。興奮の中で島を1周し、その間、何度も海へ飛び込み、その
たびにイルカと逢えて、もう満足いっぱいの気持ちになりました。
私の長年のドルフィンスイムの夢は、あまりにもアッサリ叶った
ような気もしました。

ボートに乗り、島を巡りながら、御蔵島は本当に岩山で絶壁だ
なぁ・・・と思いました。あちこちから流れる細い滝。
雨量によってはかなり大きな滝もみられるであろう滝壺も見、
ノウさんが言っていたスリルある
「通り抜け」も体験し、よい島巡り観光もできました。
しかし!
波が高く、何度も波に乗っては船体が水平になるときに、
「バチン!」と言わんばかりに激しく海面にたたきつけらるので、
お尻が痛い!しかも、乗船中の後半は、流石に船酔いが始ま
ってきました。このころになると、早く波止場に着きたい・・・。
と願ってました。

思いの外みんなが疲れていたので、おじちゃんは少し早めに
ツアーを終了させてくれました。そして、
「明日も潜るんだろ?明日はもっと上手くなってろよ!」と明る
く応援してくれたものの、男性陣は特に疲れ果てた模様でした。
船上でいちばん波をかぶりまくっていたJIMAさんは、大丈夫だ
ったのだろうか・・・。

そんな心配が頭をよぎったのは、福岡に戻ってからでした
(;-_-X;)

下船した後、私と蜘蛛ちゃんは、明日に向けて練習したかった
ので波止場に居残りました。そしてみんなは送迎車にて旅館へ。
疲れた身体でも、まだ水に浸りたい2人は、始めに練習した場所
があまり綺麗な感じではないので、違う堤防のところへ行って泳
ぐことにする。しかし、その場所に行くまでがキツイ。
ノロノロ行くと、地元の家族が固まって泳いだり眺めていたりして
いる。御蔵島には砂浜がない。なので、桟橋から飛び込むしかな
いのです。
飛び込みたいけど、まわりにギャラリーがいっぱい・・・。
飛び込む勇気がなく、始めに潜った方へまたノロノロと戻り、30分
程練習する。

蜘蛛ちゃんは、初体験とは思えないほど上手く泳いでいた。
もともと水泳やってたから泳ぎ自体に問題はないけど、シュノーケ
ル使いが今回が初めてなので、まだ海水をよく飲み込んでしまう
のだ。だけども彼女もアッという間に上達してしまい、明日こそ、
ドルフィンスイム上手に泳いでやる~!と、闘志に燃えた二人
(?)だったのでした(笑)

練習を終え、宿に戻ることにしたとき、二人の頭の中をいっぱい
にしたのは、これから登る坂道の事でした。

散々体力消耗した上にこれからまた登るのかああああああっっ
っっっ(>_<)

坂を登り始めるときから、絶望しながら歩く。本当に宿までたどり
着けるのかしら?

亀より鈍い足取りでフラフラ歩く二人。
宿まで無理だ、歩けないいい・・・と泣きを入れながらも結局やっ
とこ到着した。到着すると、ゆっきんがお迎えしてくれ、二人の使
ったシュノーケルセットを洗ってくれるという。

甘えてお願いして、お風呂に入りに行く。
お風呂場に行くと、またもやオーシャンビュー♪♪♪わ~!!!

湯船に浸かりたい~(>_<)と思いつつ、まずはシャワーを浴びる。
気持ちイイ(*^_^*)

シャワーを浴びた後、蜘蛛ちゃんが「熱い!」と言った湯船に恐
る恐るちょびっと片足つけてみる。

あぢ~!!!(>_<)こんな熱い湯船に誰が浸かるのよ!?

早々にお風呂場を退散することにする(笑)

扇風機の風を浴びながら着替えを済まし、部屋に戻ると夕食の
時間が近づいていた。あまりゆっくりする間もなく、食堂へ行く。
食堂へ行くと、蜘蛛ちゃん・ゆっきん・私の席には、別のグルー
プの女性が一人相席だった。
彼女とすぐに打ち解けておしゃべりが弾む。
会社の同僚ばかりで5人でドルフィンスイムに来たという。
みなさん美人揃いで若くてピチピチ♪(>_<)←オイ。 
そういえば、今日ドルフィンスイムやってるとき、別のボートに
乗っていたビキニのオネエチャン達は彼女たちだったんだぁ・・・。
話が華やかに弾む女性席の横の席では暗雲立ちこめるかのよ
うに疲れ切った男性陣の疲れ切った食事の様子が伺えたので
すが、彼等は食後に夜釣りに出かけるとの事。
アイケン君がいちばんキリキリ張り切ってました。

みんな大物釣ってきてd(^-^)ネ!応援しつつ、女性陣は部屋に戻
り、ベッドにゴロン。

このゴロンが3人の身体の疲労を外に出してしまい、もう明日に
向けて寝ようよ。という意見が一致し、夜7時に消灯となった。
消灯後即熟睡・・・というより爆睡に入った3人だったのでした。

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Author:べり
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